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コラム

2011年10月11日 火曜日

スポーツマスコミはマスコミか?(3ーテンポイントの1)

私の知る限り、サッカーでまともな解説をすることが出来るのはセルジオ越後さんだけ、競馬では大橋巨泉さんだけでした。巨泉さんは、日本競馬への決別の文章を書いて競馬から離れてしまいました。
たしかに日本の競馬マスコミは煮ても焼いても食えないところがあります。いや、日本の競馬そのものに大きな問題があると思います。中央競馬会の問題、厩舎運営制度の問題などなど問題が大きすぎて、改善するには「百年清河を待つ」に等しいだけの時間と根気が必要です。これはたとえ話ではなく、本当に100年ぐらいはかかるでしょうし100年たっても変わらないのではないでしょうか。
流星の貴公子と呼ばれた名馬テンポイントは、1977年暮れの有馬記念で宿敵トウショウボーイとのマッチレースを制し、いよいよ海外遠征のプランが現実の物になろうとしていました。
私はちょうどこのころ友人に進められて競馬を見る(馬券も)ようになりました。馬券を買った初のてのレースは、グリーングラスの勝った菊花賞でした(ちなみに2着がテンポイント、3着はトウショウボーイでした)。翌年のテンポイントは順風満帆のスタートを切りました。二つのレースで勝利を収めた後に念願であった8大競争のひとつ天皇賞に勝利しました(トウショウボーイは故障で不出走)。勢いに乗ったテンポイントは宝塚記念に出走します。(続く)

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2011年10月 7日 金曜日

スポーツマスコミはマスコミか?(2)

全快の記事の後(10月6日)朝日新聞の「社説余滴」に、ラグビーのワールドカップニュージーランド戦の選手起用についての記事が載せられました。記事の内容は、「この試合の日本チームには、スポーツにかかわるものの最低限のマナーである敢闘精神がかけていた。」という強い内容の批判でした。そして、「ラグビー関係者から目立った反応がなかったことやファンの猛反発やマスコミの批判もなかったことが自分でこの記事を書いた動機だ」としています。
この記事は、日本代表の今回の戦略を批判したもので、書いてあることは、私もまことにそのとおりだと思いましたが、さらに筆を進めて、この問題を取り上げなかったマスコミの体質をめぐる議論に発展させなかったのかとも思いました。日本のスポーツマスコミは全ての競技において、ヨイショしかしません。野球であれば美人の女性がベンチに行って選手や監督の話を聞いてそのまま伝えるだけです。そのうち名選手はいつの間にか大人格者になってしまっています。サッカーでも同じです。先日たまたま見た名古屋の玉田選手は決定的な場面でシュートをはずしニタニタと笑っていました。プレミアリーグなどヨーロッパのリーグではシュートをはずした選手のニタニタ笑いを見ることはありませんでした。それでもマスコミは彼を批判することはありません。競馬でも同じです。武豊かの騎乗したディーープインパクトの凱旋門正の騎乗を誰も批判しませんでした。記者は厩舎を回って、調教師や厩務員のに聞いた話しを加工して紙面に載せるだけです。

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2011年10月 5日 水曜日

スポーツマスコミはマスコミか?(1)

以前からスポーツマスコミの現状に大いに不満がありました。しばらく前に、大学の同級生と話をしていたときに、スポーツマスコミへの不満を言ったら、彼も同じようなことを考えていたらしく、大いに酒の場が盛り上がりました。
たとえば、先ず選手や監督を褒め上げる、批判はしない、検証もよい点だけをとらえて結局は全てOKということになってしまいます。先日のラグビーのワールドカップのニュージーランド戦に対する取り組みの戦略についてもそうでした。ベストメンバーを温存するというカーワンヘッドコーチの考えを正確に伝え、その評価を正しくおこなったマスコミはありませんでした。デープインパクトの凱旋門賞での武豊騎手の騎乗についてもそうでした。いつも後ろから追い込む馬がなぜ先行したのかは、伝えられませんでした。あるマスコミ(一般紙)の記者ははっきりと武騎手のミスだったと私に言いましたが、記事にはなりませんでした。そのことが報道されなければデープインパクトの評価にかかわるかもしれません。もし、あの騎乗が最善であったとしたら、デープインパクトの評価にかかわる問題です。デープインパクトが種牡馬になってからの評価はまだ早計でしょうが、今のところは大したことがありません。競争時代の成績からはデープインパクトにずっと劣っていたと考えられていた馬達、たとえばキングカメハメハやステイゴールドの後塵をはいしているのを見ると、ひょっとしたらデープインパクトは凱旋門賞のような深い芝のレースには向いていないのかもしれません。つまり少し底力に欠けるところがあるのかもしれないということです。

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