家族葬について

2014年6月16日 月曜日

家族葬のメリットとデメリット(1)

 あらためて、家族葬のよさと問題点を考えてみたいと思います。家族葬のよい点は、今の社会にさまざまな点でマッチしていることです。ざっと考えてみても、参列者が少ないため費用が安い、余計な心配をしなくてもよい、ゆっくりと個人との別れをすることができる、などです。
 参列者が少ないというのが、家族葬が選ばれる一番大きな理由かもしれません。一般論として、参列者が少ないというのは、故人や家族の付き合いの幅が狭まったというのが理由でしょう。核家族化が進み、付き合っている親族も減りました。これは機会があればどこかで書きたいと思いますが、今死んでいく人たちで都市にお住まいの人たちは、2次大戦後故郷を離れ仕事を求めて都会に出てきた人たちが中核となっています。親も亡くなり、長年の間にふるさととは段々と疎遠になっていくのも当然かもしれません。兄弟との付き合いがせいぜいということになってしまうのかもしれません。争議への参列者が少なくなるのも当然です。参列者が少なければ、儀式としての告別式も簡略化することができます。現代の人々にお経が必要だと感じる人が少ないのもまた当然です。仏教の拝金主義には実際われわれ葬儀業者も辟易させられます。
 とはいっても、田舎の人たちは律儀で、知らせが届けば遠い親戚がやってくることもあるかもしれません。その人たちがお坊さんと読経のない葬儀にどう対面するのかも考えなくてはなりません。家族葬のデメリットというのは周りの人たちの理解をどれだけ得られるのかという問題があるということです。
 

 

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